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日本から環境制御型の施設園芸を中心とした農業ノウハウを持ち込み現地農業の高度化を図ると共に、日本の農協に類似する組織:RASC(Regional
Agricultural Support Center)を作り、農業技術指導、育苗や肥糧販売、また出荷準備・一次食品加工、輸送手段手配を担当。
個別農家では投資負担が重い業務に対し、複数の農家を束ねて資源配分、業務一括運営することで規模の経済を働かせ、全体の生産性向上を目指す
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販売側においては、輸出需要、また大手食品加工業、メガストアチェーンと提携し、本プロジェクト参加農家から農作物を 安定的に買い取り、収入の安定化を図る
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加えて、施設栽培に必要な>設備・>機材はRASCが一括購入し、個別農家に小額レンタルすることも企図。 野菜による元本・利子返済のスキームにより、農家にキャッシュフロー上の負担をかけることなく、施設園芸への
門戸を開くことを意図
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当初対象地域としてタイ北部/東北部を想定、また当初栽培作物はイチゴ、並びにマッシュルームを予定。 まずは現地における栽培フォーマットを確立し、近隣農家への普及状況を見つつ、国境沿いにミャンマー、
ラオス、カンボジアの貧困地域への展開を図る
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以上を現地においてスタンドアローンで実行するのではなく、ITを駆使することで現地の状況を 日本側農業有識者と即時共有しながら運営する